食物繊維不足と「食いしばり」の意外な関係
2026/05/17
意外かもしれませんが、日々の「食いしばり」や「歯ぎしり」は、実は食事の内容、特に食物繊維の摂取量が関係している可能性があります。

今回は、最新の研究論文や栄養学の視点から、そのメカニズムについて解説します。
1. 腸内環境と自律神経のつながり
近年の研究(脳腸相関)では、腸内環境の乱れが精神的なストレスや自律神経の不安定さを引き起こすことが明らかになっています。
食物繊維が不足すると、腸内の善玉菌が減少します。
善玉菌は食物繊維を分解する過程で「短鎖脂肪酸」を生成しますが、これが不足すると脳内の神経伝達物質のバランスが崩れやすくなります。
その結果、交感神経が優位になり、無意識のうちに筋肉が緊張して「食いしばり」を誘発するという説が有力視されています。
2. セロトニン不足が引き起こす筋肉の緊張
幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の約90%は腸で作られています。
食物繊維を十分に摂取し、腸内環境を整えることは、セロトニンのスムーズな生成に不可欠です。
セロトニンには精神を安定させ、睡眠の質を向上させる働きがあります。
逆に不足すると、睡眠中の異常な筋活動(ブラキシズム=歯ぎしり・食いしばり)が増加することが、睡眠医学の研究でも示唆されています。
3. 咀嚼回数の減少による影響
食物繊維が豊富な食品(根菜、玄米、海藻など)は、自然と「噛む回数」を増やしてくれます。
研究によれば、しっかり咀嚼することはストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌を抑制する効果があります。
柔らかいものばかり食べて食物繊維が不足すると、咀嚼によるストレス解消ができず、そのエネルギーが就寝中の食いしばりとして放出されてしまうのです。
まとめ
食いしばり対策は、マウスピースなどの外的なケアだけでなく、内側からのケアも重要です。
・野菜、きのこ、海藻を意識的に取り入れる
・白米を玄米や雑穀米に変えてみる
これだけの工夫で、朝起きた時のアゴの疲れが軽減されるかもしれません。
小顔を目指すためにも、まずは日々の「繊維質」を見直してみましょう。
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